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エッチング槽の新製

これまでは日立鉱山の電関の部分部分とか加藤DLや笠間稲荷軌道の車両など小さいパーツばかり作ってましたが、鉱山電車の便乗車(客車)を作ろうとすると、一辺が10センチを超える真鍮板をエッチング液に漬け込むので、これまで使っていたプラケースでは収まらなくなってきました。
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今後、もっと大きな車両を作る可能性も考えて、エッチング液を満たすより大きなプラ容器も導入することにしました。

サンハヤトの卓上小型エッチング装置はお値段的に手が出ないので、近所の100円ショップセリアでプラスチック製のトレイを買ってきて、これを一部カットしてからタミヤセメントで貼り合わせて、作りました。エッチング液を保温するお湯を張ったりこぼれたエッチング液を受けるための横長の容器を底に張り付け、水漏れを養生して出来上がりです。
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それにしてもエッチング液の扱いは本当に面倒です。粘性が高くあちこちに飛び散るのと吸水性があって自然乾燥は水よりもゆっくりなので器具だけでなく部屋中があっという間に汚れるし、汚れは絶対に落ちません。金属性のものは近くに置くと全て飛沫が付着してさび付いてしまいます。使用後も中和してからセメントで粘性を高めて丈夫なポリ袋で密封して燃えないゴミに出すなど。非常に手間がかかります。結局自宅でのエッチング作業は中止し、空き家になっている勝田の実家の一室で週末限定で作業をせざるを得なくなりました。
しかしながら自分で設計した模型を比較的安価で形にできる便利さは何にも代え難く、自家製エッチングの実施は高校生以来の夢でもあったので、F式エッチングの技術を発明して公開された東名川崎製作所様はじめ多くの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
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