SSブログ

2023軽便祭

毎年秋に開かれる軽便鉄道模型祭
今年も人形町駅に近い綿商会館で10月1日(日)に開催されました。

せっかく行くのに手ブラでもなんだし、クリッターズクラブさんのブースで乗工社製品を持ち寄るということなので今年も飛び入りというか乱入してきました。

今回用意したのは1992年に発売された加藤5屯DL。
大学卒業間近の頃から一時期鉄道趣味をやめていた時期があったのですが、自分にとってこの製品の発売は鉄道模型再開のきっかけの一つでした。1993年に購入してすぐに組立てたものの、Nifty鉄道模型フォーラムの模型工作オフで披露したのを最後に30年近く未塗装のまま保管していて経年のサビまみれの状態になっていたものです。

まずは分解してブラスクリーンで洗浄。
洗浄.jpg

窓ガラス用にエコーのセルロイド板を切り出し。
窓ガラス.jpg

塗装は日立の鉱山電車の本来の塗色に近いと思われるぶどう色1号を塗ってみました。便乗車用にあつらえた日鉱マークのインレタを貼って艶消しクリアラッカーを吹付け。
機関車.jpg
日鉱日立鉱業所に762mmゲージの5トンDLが納入されたのは鉱山電車廃止直後の1960年10月。しかもそれは日立製作所笠戸工場製であって加藤ではないのです。でもそこは模型の空想の世界。広大な助川荷扱所や大雄院の構内で圧倒的多数のELに混じって古びた加藤DLが非電化の末端区間で人知れず資材運搬に精を出していたら・・・という設定で仕上げたつもりです。

通電すると最初は案の定ピクリとも動きませんでしたが、車輪を磨いたり集電シューを調整したりして何とか走るようになりました。昔のモーター(キドマイティー)かつ我が家のパワーパックが骨董品的な学研製ということもあって低速はちょっと苦手です。


軽便祭会場には午後3時半すぎに到着、クリッターズクラブのブースに居る方に挨拶をして名札を書いて日鉱日立風加藤と銘打っておかせていただきました。
Critters club.jpg
なんか北斗の拳イチゴ味みたいな題名ですね。

祭り.jpg

アル中で手が震えるせいでスマホで撮った皆さんの作品の写真はほとんどピンボケでした。
しかしtwitter(X)にたくさんの方がちゃんとした写真を挙げられているので、そちらで振り返ることにします。本当に素晴らしい作品ばかりでした。
https://twitter.com/keibenfes
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。